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サイクルショップ滝井 情報ノート
ここでは自転車・バイクを利用する時に、知っていると得する情報を載せていきます。
皆様からのお役立ち情報も募集しています。

B自転車の虫ゴムについて(2018.04.06更新)

A電動補助自転車とフル電動自転車の違い(2004.07.22更新)

@自転車の乗り方(2004.06.28更新)

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B虫ゴムについて
(2018.04.06更新)
虫ゴムは自転車のタイヤにある空気を入れるための 部品のプランジャバルブに付いている中空のゴムの ことです。 文章で説明すると分かりにくいですが見たことある 人は多いと思います。 写真がバルブに使われている部品の一覧です。 尚、勘違いしている人も居ますが、この中で空気漏 れを防ぐ役目をしているのはIJKの3点だけです。 Gのベースナットは空気補充の時にバルブがリムの 中に潜り込んでしまうのを防ぐ役目がありますが、 ナットのネジ山が少なく強く締めると潰れますし、 チューブの空気バルブを見ると分かりますが面取り していて真円ではなくナットがあっても隙間が多い ため空気漏れは塞げません。 Hのキャップも単に被せてあるだけで、荒いネジ山 でゴムで出来た物も多く空気漏れを防ぐ程の密閉性 能はなく、このキャップ本来の役割は走行中に泥や 砂や小石等がバルブに入り込んで穴が詰まるのを防 ぐことです。 空気バルブセット Kの虫ゴムは名前から分かる通りゴムで出来ていて 空気が通る時に収縮して開閉弁の役目をします。 昔は薄茶色の生ゴムを使っている虫ゴムもありまし たが、現在は合成ゴムで作られたものが殆どです。 また見た目が白っぽいシリコン製の物もあります。 虫ゴムは消耗品で時間が経つと劣化して空気漏れを 起こします。 自転車のパンクの原因は様々ですが、虫ゴムの劣化 で空気が抜けても見た目はパンク状態になります。 この場合は虫ゴムを新しいものに替えて空気を補充 すれば直ります。 また劣化途中の虫ゴムだと空気が徐々に抜けるため 原因が分かりにくい場合もありますが、そういう時 はまず最初に虫ゴムだけ交換して様子を見ると良い でしょう。 虫ゴムを交換しても数日で空気が抜けたらパンク修 理をしましょう。 この写真は自転車のプランジャバルブ(以下バルブ) のものですが、英式バルブに使われているものです。 自転車の空気バルブには他に車と同じような米式と 細長い仏式がありますが、この2つのバルブは虫ゴム を使っていないため除外します。 バルブは空気を入れるときの通り道になると同時に 入った空気が漏れないようにする役目もあります。 空気バルブ 虫ゴムが劣化するとDEFのような状態になります。 見た目で分かりやすい劣化した物は即交換ですが、 Fのように劣化が分かりにくいものもあるので定期 的に交換しましょう。 Cの状態は虫ゴムを外したバルブ本体ですが、途中 にある穴から空気が出てくるので外したときに穴が 詰まっていたら掃除またはバルブ交換が必要です。 Bの状態になるようにバルブに虫ゴムを差し込みま すが、注意点としてはバルブにある山形の突起部分 を越えた所まで虫ゴムを入れる必要があります。 @とAは虫ゴムを使っていないタイプのバルブで、 スーパーバルブと呼ばれています。 この2つは定期的に虫ゴムの交換は必要ありません。 @はスーパーバルブ(MPプランジャー) Aはスペシャルバルブ と言う名前で販売されています。 2つのスーパーバルブはタイヤの寿命まで交換無しで 使えますが、空気を入れた後に上部の空気穴に水を 1滴付けて漏れが無いか確認は必要です(ゴミが挿ま ると漏れる事がある) 虫ゴムを交換できたらチューブに戻して空気を入れ ますが最初はタイヤが丸く膨らむ程度に入れてから 回転させてタイヤの歪み等が無いか確認し、その後 でタイヤの側面に書かれている規定内圧まで空気を 入れましょう。 普通の自転車の場合の「300kPa(3.0kgf/cm2)」は、 タイヤを押さえて硬さと弾力がしっかり感じられる 程度となりますが、入れすぎない限り多少高目でも 問題ありません。 アシスト車には「450kPa(4.5kgf/cm2)」の空気圧の ものもあり、これらはタイヤを押さえても凹まず非 常に硬い位になります。 以上、虫ゴムについてでした。

A電動補助自転車とフル電動自転車の違い
(2004.07.22更新)
最近人気の電動自転車ですが、大きく分けると 2種類あるのを知っていますか? 1つは、ヤマハの「Pas(パス)」シリーズや 、パナソニックの「ViVi(ビビ)」シリーズ などの【電動補助(アシスト)自転車】です。 そしてもう1つは主に輸入品(海外生産)に多い 【フル電動自転車】です。 この2つは仕組みは似ていますが全くの別物です。 ここから2つの違いを簡単に説明していきます。 【電動補助(アシスト)自転車】 人間がペダルを踏む時の力の約半分をモーターなど 動力を利用して補助する事により、走行時の足の負担 を半分にして軽く走る事が出来るものです。 補助(アシスト)自転車は人間と動力の比率は当初は 「1:1以下」と決められていましたが現在は緩和され 「1:2以下」となっています。 つまり足の力「1」に対して補助が「2」あるため人間 の足の力は全体の3分の1で済みます。 また安全のため時速が24km/h以上になると補助をしな いように決められています。 つまり走行時のメインは「あくまでも人間の足の力」 であり、動力(モーター)は補助として使われている ので、法律上は「自転車扱い」となり、使用時に運転 免許証などは必要なくて、普通の自転車と同じように 老若男女問わず誰でも一般の道や公道で乗って走る事 が出来ます。 もちろんペダルを踏まないと走ることは出来ません。 バッテリーの性能などにより車種も価格も色々な種類 が出ているので、使用目的(通勤・買い物)によって 好きなものを選ぶ事が出来ます。 また、スイッチを入れないまま走ったりバッテリーの 電力不足で補助の動力が切れた時でも、普通の自転車 として乗る事が出来るので、ダイエットするために走 行中アシストを切って走行したり、坂道など足の負担 が大きい場所だけ補助させる事も出来ます。 ※注意、回路保護のため走行中の電源のON/OFF 操作は控えましょう。 発売されてから年数が経過しているので、現在販売さ れている物は価格や性能がほぼ成熟されていて利用し やすくなっています。 【フル電動自転車】 スイッチを入れると動力(モーター)の力のみで走る ことが出来るので、ペダルを踏む必要はありません。 アクセル操作またはスイッチを操作する事で走ること が出来ます。 道路交通法では出力(パワー)により原動機付自転車 (原付)または自動二輪車扱いになり、普通の自転車 とは違い使用するには決まりがあります。 フル電動自転車を一般道路や公道で使用するためには、 ●原付・自動二輪以上の運転免許証 ●道路運送車両法の保安基準への適合 ●市町村の発行するナンバープレートの取得 ●自賠責保険への加入 ●ヘルメットの着用 等が義務付けられていて、これらを守らず公道で使用 すると道路交通法違反となり罰則(罰金・違反点数) が適用されます。 現在このフル電動自転車や電動スクーターや電動一輪 車を公道など一般の道で使用している人が多くなって いますが、上記のような決まりがあるので法律違反に なります。 またフル電動自転車の販売時には、これらの説明をす る義務があるため、もしも販売店で説明を受けず使用 していて事故や違反になった場合には、販売店側にも 刑事責任を問われる事になり、賠償問題等が発生する 可能性があります。 しかし私有地など公道以外の場所では自由に利用する 事が出来るので、サイクルスポーツセンター内の道や 私有地内のサイクリングロード等では、体力に自信が 無い人でもペダルをこがずに景色を楽しみながら乗る 事が出来ます。 またフル電動自転車でも、スイッチの切り替えで電動 補助(アシスト)自転車としても利用出来て、場所に より使い分けられる物もあります。 バッテリーやモーターの種類により価格に違いがあり、 安いものは2〜3万円くらいから、高性能だと10万 円以上する物もあります。 フル電動自転車でレース可能な場所で利用するなら、 最高速度が約55km/hの高速走行可能なタイプも発売 されています。 ただし電動はガソリン補充は必要ない代わりに充電が 必要だったり、一般道で走るには免許が必要なことも あり、環境問題で利用制限がある場合を除き、原付バ イクを利用する方が手軽で安くて高性能な事が多いと 思います。 フル電動自転車を購入する際は、キッチリ説明してく れる信頼できる販売店(取扱店)やサイトを利用しま しょう。 ※注意、当店ではフル電動タイプは販売していません。 ※おまけ【電動自転車のバッテリー比較・特徴】 ●鉛バッテリー 最初の電動補助自転車に使われていたもので、バッテ リーの価格は安いが重くて性能が低く、また保管する 時は常にフル充電(満充電)状態を保たないと性能が 低下する特徴があります。 現在販売されている日本製の電動自転車には殆ど使わ れていません。 ●ニッケルカドミウムバッテリー (ニッカド・ニカド Ni-Cd) 鉛バッテリーと比べて軽く、また限界近くまで電気を 消費しても鉛バッテリーと違い性能は低下しません。 しかしバッテリーを使い切らず継ぎ足し充電を行うと 徐々に利用出来る範囲が減っていき性能が低下する 「メモリー効果」があるため、時々バッテリーを最後 まで使い切ってから充電する「リフレッシュ充電」を 行う必要があります。 しかしこのタイプも最近は販売されていません。 ●ニッケル水素バッテリー(Ni-MH) ニカド電池よりさらに高性能で、また高容量の物も作 れるため電動自転車の走行可能距離が長い長距離タイ プなどにも用使用されているバッテリーです。 また充電時間が短く高出力で価格が安いと言った特徴 もあります。 このバッテリーにもメモリー効果があるためリフレッ シュ充電が必要です。 利用のしやすさから多くの種類が発売されていました が現在は殆ど発売されていません。 ●リチウムイオンバッテリー(Li-ion) ニッケル水素と比べて約2倍のエネルギー密度があり、 同容量のニッケル系バッテリーの約半分の体積で済む ため軽くて非常に高性能なバッテリーです。 また継ぎ足し充電が可能なため、リフレッシュ充電は 必要ありません。 またニッケル水素よりさらに大容量の物も作れますが、 まだ価格が高いためこのバッテリーを使用した電動自 転車は価格が他の物と比べて多少高くなりますが、利 便性を考えるとしばらく主流になると思います。 ●燃料電池(水素発電機) 燃料電池は水素を燃料として大気中の酸素と科学反応 させることで、電気と水を発生させる新しいタイプの 電池です。 現在開発段階にある燃料電池は、まだ電動自転車には 使われていませんが、上記のバッテリーとは違い水素 があれば直接電力を生むため基本的に充電の必要がな く、電動自転車だけではなく電動自動車のように外出 先で電池が切れると困る車に適していると思いますが、 水素ステーションの整備など問題点も多くあります。

@自転車の乗り方
(2004.06.28更新)
自転車は基本的に前後の2つの車輪で走るため、乗り ながらバランスを取らないとすぐに倒れてしまいます。 このため、初めて自転車に乗る時は上手く乗れるよう になるまで苦労すると思うので、ここでは自転車の基 本的な練習方法を紹介します。 準備として、練習中は何度が転倒するので服装は長袖 の服と長ズボンと運動靴を用意しましょう。子ども用 のヘルメットはもちろん大人もヘルメットを準備すれ ば万全です。 すでに補助輪付きの自転車で練習している人も初めて 補助輪が無い自転車に乗る人も基本的なことは同じで、 補助輪を外した自転車を用意します。 まず最初は、自転車には乗らずハンドルを持ち、左右 のバランスを取りつつ自転車が倒れないように支えな がら押して歩きます。 最初は難しいので倒しますが根気よく見守りましょう。 また子どもの視点は自転車ではなく前方の遠い場所を 見るように指導しましょう。 自転車をまっすぐ倒さないように歩いて、方向転換し て戻るのを繰り返し練習したら、次は目印となる物を 2つ置いて、それに当たらないように8の字を書くよ うに自転車を押して練習します。 この時、最初はゆっくり押して徐々に早く押せるよう に練習すると良いでしょう。 また押している時にブレーキをかけて止まる練習も同 時に行いましょう。 止まる時のブレーキは左右同時に使うのが基本です。 この時注意するのは、自転車のブレーキはカーブを曲 がりながら(回っている)時に操作するとバランスが 崩れて転倒するのを教える事です。 ブレーキ操作は緊急時以外はなるべく直進中に行うよ うに指導しましょう。 右回りと左回りで練習してしばらく自転車を倒さず押 せたら第一段階は終了です。 次に自転車に乗るのですが、この時は自転車のペダル は取り外しておきましょう。 なぜかと言うと、小さい子はまだ同時に複数のことを 考えてするのはとても難しいため、最初はペダルを踏 まずにバランス感覚を身に付ける練習だけ行います。 最初は自転車に乗ったまま足を使って歩くような感じ で、足で地面をけって前に進みます。 この時、ハンドルを持つ手に力が入っているとふらふ らしやすいので、肩の力を抜いてリラックスして持つ ようにしましょう。 自転車を倒さないようなら次に足で地面をけるとき、 次に地面をけるまでの間隔を徐々に広くしていき、途 中は足を地面から浮かせて持ち上げつつバランスを取 りながら長く進めるようになるまで練習します。 この練習は直線でのみ行い、曲がる練習は直線で十分 練習してから行ってください。 この練習が終わったら次はペダルを付けての練習です。 最初は右足のペダルのみ取り付けて練習します。 自転車はスタートがふらついて難しいため、最初は片 方のペダルだけ取り付け、左足で地面をけり助走して 右足でペダルを踏み下ろす練習をします。 次に両方のペダルを付けて練習します。 自転車に乗った状態でペダルを踏んで進むのですが、 止まった状態から始めるとふらついて倒れやすいので、 最初は大人が自転車の補助具やサドルの後部を持って 押しながら補助します。 走り始めても大人がそのまま補助しつつペダルを踏ん で回す練習をします。 ペダルを踏んでいてもハンドルがふらつかず走れるよ うになったら、走りながら補助の手を離してみて子ど もだけで走れるか様子を見ます。 ある程度の距離を自分だけで走り、ブレーキで止まれ るようになるまで練習します。 その次は大きな円を書くように右回りと左回りで走る 練習をしますが、止まる前にはまっすぐ走るように指 導しないと、旋回中にスピードが出た状態でブレーキ を使うと転倒して危険なので注意しましょう。 練習全般で言える事ですが、子どもが止めたがってい たら休憩しましょう。 また上手に出来たら誉めてあげましょう。 練習するときは、交通ルールの基本的なことも一緒に 教えてあげましょう。 ここで、練習に最適な自転車としてブリヂストンの 子ども用自転車を紹介します。 ブリヂストンのサイトで自転車を見る ↑ここで紹介している自転車は練習の時に便利な機能 が付いているので、ペダルを外したり補助輪を外した りが簡単に出来るように工夫されています。 またこのページから安全な自転車の乗り方・使い方 のページにリンクされていて、乗り方の詳しい説明を 見ることが出来ます。 また分からないことがあれば当店の「掲示板(BBS)」 での質問も受け付けています。 お気軽にご相談ください。

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